販売

最高価格で特許を売却

特許所有者は自分のポートフォリオの最高価格を求めます。

ただし、各購入者は、同じポートフォリオをどのように使用できるかに応じて、異なる価値をそのポートフォリオに帰します。

特許ポートフォリオから最大限の価値を得るためには、特許を分析し、買い手企業の業界とその業界内のさまざまな企業を分析し、買い手企業のニーズと特許のマッチングを行い、粘り強いマーケティングと熟練した交渉スキルが必要です。

特許分析

弊社の特許分析では、現行品および今後の技術ロードマップに対して、ポートフォリオ全体での技術的貢献を判断します。現在実施されている特許については、クレームチャート(EoU)を作成します。ポートフォリオ全体については、特許、技術的貢献、価値を記載したマーケティング資料を作成します。

買い手の業界および企業調査

企業が特許を購入するのは、ライセンスアウト、訴訟の提起、現在および将来の製品を扱う自由の確保、ならびに現在および潜在的な競合他社を市場から排除するためです。特許を売却するためには、特許を購入する買い手の動機を理解することが重要です。

弊社では、買い手の業界を慎重に分析し、業界をリードする企業、そのサプライヤーや顧客、収益、成長率、利益率、既存の特許ポートフォリオの規模を特定し、進行中の訴訟や取得済みライセンスから既存の特許の競合状況を判断します。これらすべての要因が、特許を購入する根拠や個々の企業に特許をどのように販売するかに影響を与える可能性があります。

特許マーケティング資料

特許分析と業界分析に基づき、買い手候補企業に特許ポートフォリオの価値を記載したマーケティング資料を作成します。個々の買い手企業向けに資料を適宜カスタマイズします。 このマーケティング資料は簡潔かつ完璧です。対象の買い手候補企業は、ポートフォリオの技術的貢献、主要な特許クレーム、実施の証拠(EoU)を数分で把握でき、とりわけ、その特許ポートフォリオがなぜ自社のビジネスにとって重要なのかを一見して理解できるように作成されています。

買い手企業との信頼関係

弊社は、買い手候補企業に単に接するだけではなく、各企業の特許の必要性について相互に話し合いを行い、信頼関係を築きます。特許の買い手企業と売り手企業の双方の信頼関係に基づいて、買い手企業の戦略的ニーズを満たし、売り手企業にとって最大の価値を生み出すWin-Winの取引を成立させるようにします。取引の中には、特許の販売だけでなく、特許ライセンスの相互供与、製品の販売、戦略的な提携などに結びつくこともあります。

よくある質問

弊社のチームは、テクノロジー、特許仲介、経営管理といった幅広い経験を備えています。 これら3つのすべての視点から特許を分析し、買い手にとっての価値をそれぞれの観点からアピールします。また、買い手候補企業の間で競争入札を行います。これにより、特許をより高い価格で売却できます。

特許権侵害の有無を調査分析し、質の高い詳細な使用の証拠とマーケティング資料を作成します。そして、特定の特許に関連する専門分野で活躍している企業を調査し、その企業にとっての特許の価値について1社1社に直接交渉を行います。

どちらにもそれぞれメリットがあります。特許の専門分野、特許権侵害の有無、特許の数、特許権者の要望によって、最善のアプローチは異なります。特許売却はライセンス供与よりも短期間で行え、リスクも比較的少ないですが、ライセンス供与はより多くの収益をもたらす可能性があります。お客様と相談の上、お客様のポートフォリオに最適なアプローチを選択します。

もちろんです。侵害された特許には大きな付加価値が与えられますが、侵害の証拠を示す必要があります。弊社のサービスには、特許侵害の証拠の調査や書類作成が含まれます。

弊社は完全成功報酬型でサービスを提供しています。特許売却の契約が成立した際に、売却収益の一部を売り手企業にお支払いいただきます。それまでは料金は一切いただいておりません。また、発生した費用をお客様に請求することもありません。費用はすべて弊社が負担します。

特許の売却が成立した場合のみ、手数料をお支払いいただきます。特許が売却されなかった場合は、手数料はいただきません。

標準的な特許価値というものはありません。特許の価値は、特許の用途によって大きく左右されます。特許の用途には、競合他社を市場から排除する、ライセンス供与による収入を獲得する、競合他社とクロスライセンス契約の交渉をする、または競合他社への反訴を提起するなどがあります。これらの各用途によって特許の価値が異なります。特許を売却する場合、その特許の価値は、買い手が望む上限価格から特許の売却に伴う費用を差し引いたものとなります。特許をライセンス供与する場合も、特許権者とライセンシーとの交渉の結果、価値が決まります。

特許ポートフォリオに売却価値を持たせるためには、アメリカまたはヨーロッパで付与された特許が最低1つは含まれている必要があります。出願中の特許(通常の特許出願、仮出願、PCT出願)のみを含む特許ポートフォリオを売却することはほぼ不可能です。

特許料の未納により特許が失効した場合、ほとんどの国では、特許料と遅延手数料を支払うことにより、6か月内に特許権を回復させることが可能です。このような状況では、特許を売却することが可能です。ただし、特許権の存続期間が満了すると売却することができなくなります。また、残存期間が5年未満の特許を売却することは非常に困難です。

はい。弊社では、まず、世界中の買い手企業に特許をアピールして、関心を集めます。次に、関心を示した買い手企業限定のオークションを実施します。